【5月17日 AFP】男子テニスの最新世界ランキングが16日に発表され、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)がトップの在位期間を通算370週に伸ばした一方で、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は5位に一つ順位を下げた。

 前週のイタリア国際(Internazionali BNL d’Italia 2022)で6回目の大会制覇を成し遂げたジョコビッチは、世界1位在位期間で2位(通算310週)のロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)を60週上回った。ナダルは通算209週で6位となっている。

 ジョコビッチはまた、22日に開幕する全仏オープン(French Open 2022)の第1シードが確定したのと同時に、世界トップの座も今後2週間確保されることになった。

 一方、イタリア国際でベスト16止まりとなったナダルは、同大会ファイナリストのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)と順位が入れ替わった。

 その他では、同大会で4強入りを果たしたキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)が10位から8位へ浮上。3月下旬に右手の手術を受け、全仏を欠場する見通しのマッテオ・ベレッティーニ(Matteo Berrettini、イタリア)は10位に後退した。

 最新ATPランキングは以下の通り。

1位:ノバク・ジョコビッチ/8660ポイント
2位:ダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)/7980ポイント
3位:アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)/7200ポイント
4位:ステファノス・チチパス/6170ポイント
5位:ラファエル・ナダル/5525ポイント
6位:カルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)/4770ポイント
7位:アンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)/3945ポイント
8位:キャスパー・ルード/3940ポイント
9位:フェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)/3850ポイント
10位:マッテオ・ベレッティーニ/3805ポイント
11位:キャメロン・ノーリー(Cameron Norrie、英国)/3355ポイント
12位:ヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)/3195ポイント
13位:ホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)/3095ポイント
14位:テイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)/2920ポイント
15位:デニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)/2671ポイント
16位:ディエゴ・シュワルツマン(Diego Schwartzman、アルゼンチン)/2505ポイント
17位:パブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno-Busta、スペイン)/2135ポイント
18位:ライリー・オペルカ(Reilly Opelka、米国)/2090ポイント
19位:ロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)/1903ポイント
20位:グリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)/1785ポイント

(c)AFP