【5月16日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は16日、フィンランドとスウェーデンによる北大西洋条約機構(NATO)への加盟申請決定について、脅威とは見なしていないものの、両国に軍事インフラが配備されれば対応を講じる可能性があると警告した。

 ロシアが主導する集団安全保障条約機構(CSTO)の首脳会議に臨んだプーチン大統領は、テレビ放送された会合で、NATOのスウェーデンとフィンランドへの拡大はロシアにとって「直接的な脅威ではない」との考えを示した一方で、両国の領土に軍事インフラが拡大配備されることになれば「確実にわれわれの対応を引き起こすだろう」と述べた。(c)AFP