【5月16日 AFP】ウクライナ国防省は15日夜、ロシアの侵攻直後から戦闘が続いていた第2の都市ハルキウ(Kharkiv)を州都とする東部ハルキウ州の国境地帯を奪還したと発表した。

 同省はソーシャルメディアに声明を投稿し、ハルキウ州内のウクライナ軍第127旅団が「ロシア軍を駆逐し、国境地帯を奪還した」と発表した。

 声明と共に公開された動画には、迷彩服を着用し武器を持ったウクライナ部隊が黄色と青に塗装された境界標の周りに集まり、ウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領に対し、対ロ国境への到達を報告する様子が収められていた。

 ハルキウ州知事はソーシャルメディアを通じて、「ロシアの侵略者から、命を懸けてウクライナを解放する全ての人に感謝する」と述べた一方で、「まだ先は長い」と警戒を示した。(c)AFP