【5月16日 AFP】21-22イタリア・セリエAは15日、第37節の試合が行われ、首位ACミラン(AC Milan)と2位インテル(Inter Milan)はともに勝利し、勝ち点2差のまま優勝の行方は最終節に持ち込まれることになった。

 先に試合に臨んだミランは、ラファエル・レオン(Rafael Leao)とテオ・エルナンデス(Theo Hernandez)のゴールでアタランタ(Atalanta)に2-0で勝利。

 一方、引き分け以下で連覇の可能性が絶たれることになったインテルは、ラウタロ・マルティネス(Lautaro Martinez)の2得点とマッテオ・ダルミアン(Matteo Darmian)のゴールでカリアリ(Cagliari Calcio)を3-1で退けた。

 今季ミランはインテルを直接対決の成績で上回っており、最終的に勝ち点で並んだ場合はミランの優勝となる。

 2011年以来のリーグ制覇を目指すミランは、最終節でサッスオーロ(US Sassuolo)とアウェーで対戦し、引き分け以上で優勝が決まる。一方のインテルはホームにサンプドリア(Sampdoria)を迎える。

 来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)出場を決めている3位ナポリ(SSC Napoli)は、今季限りで退団するロレンツォ・インシーニェ(Lorenzo Insigne)がホームラストゲームでゴールを決めるなどし、ジェノア(Genoa CFC)に3-0で勝利。敗れたジェノアはセリエB(2部)降格が決まった。

 インシーニェはフリーエージェントで米メジャーリーグサッカー(MLS)のトロントFC(Toronto FC)に移籍することになっている。(c)AFP