【5月15日 AFP】バドミントンの国・地域別対抗戦、女子のユーバー杯(Uber Cup)は14日、タイ・バンコクで決勝が行われ、韓国が前回王者中国との接戦を3勝2敗で制し、優勝を飾った。

 中国は通算16度目の優勝を目指したが、韓国も譲らず2勝2敗で並ぶと、中国は世界ランキング15位の王祉怡(Wang Zhiyi)、韓国は同46位のシム・ユジン(Sim Yu-jin)が出場した最終戦のシングルスまで決着がもつれ込んだ。

 13日に23歳になったシムは、88分の熱戦の末に28-26、18-21、21-8で番狂わせを演じ、韓国が12年ぶりの優勝を果たした。 報道陣に「信じられない」とコメントしたシムは、チームメートのサポートに救われて自信を持つことができたと感謝した。

「失敗もあったが、ミスの数を減らそうと努めた」と話したシムは、最後は疲れ果てて一刻も早く試合に勝つことしか考えられなかったという。(c)AFP