【5月14日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)が来季も全ての主催大会からロシア勢を除外したことについて、同国のトップ4クラブが13日、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に異議を申し立てた。

 UEFAは先日、ロシアによるウクライナ侵攻を理由に、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)など主催する全大会からロシア勢の参加を禁止する期間を来シーズンまで延長した。

 これに対抗してCSKAモスクワ(CSKA Moscow)はこの日、ゼニト・サンクトペテルブルク(Zenit St. Petersburg)とディナモ・モスクワ(Dynamo Moscow)、PFCソチ(PFC Sochi)と共同で、CASに提訴したことを明らかにした。

 ロシアサッカー連合(RFS)は3月、代表チームとクラブが国際サッカー連盟(FIFA)とUEFAの主催大会から除外されたことを受けてCASに提訴。しかし、CASがUEFAの判断を支持した中で、RFSはFIFAへの異議を取り下げた。(c)AFP