【5月15日 Xinhua News】中国の自動運転開発を手掛けるスタートアップ企業、深圳安途智行科技(AutoX)は9日、自動運転タクシー「RoboTaxi」の大規模運営センターの拠点網を公開した。

 第1陣の10カ所は一線都市(北京、上海、広州、深圳の4都市)に設置された。大規模な台数のロボタクシーの専門的なオペレーションと維持管理に特化した施設で、千平方キロ余りのエリア内で千台以上の自動運転車の高密度、高効率、作業強度の高い運用をサポートする。

 どの運営センターも立地選定から計画、建設に至るまで、「出発点から目的地まで」「いつでも呼べばすぐ来る」というロボタクシーの高頻度移動シーンに焦点を合わせてインフラが最適化された。ロボタクシー運用効率の最大化を念頭に大規模充電ネットワークが設計されたほか、「レベル4」自動運転車の大規模なオペレーションのために特別に設計された分散型の高効率なデータ処理システムにより、投資利益率(ROI)を最大化する車両オペレーションや技術の運用といった機能をデザインすることが、ロボタクシーの大規模導入の必要条件になっている。(c)Xinhua News/AFPBB News