【5月12日 AFP】21-22NBAは11日、プレーオフのカンファレンス準決勝(7回戦制)が行われ、ウエスタンカンファレンスではメンフィス・グリズリーズ(Memphis Grizzlies)が134-95でゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)に大勝し、シリーズ戦績を2勝3敗として踏みとどまった。

 敗退の瀬戸際に追い込まれていたグリズリーズは、オールスター選手の司令塔ジャ・モラント(Ja Morant)を欠く中でシリーズ2勝目。ジャレン・ジャクソン(Jaren Jackson)、デズモンド・ベイン(Desmond Bane)、タイアス・ジョーンズ(Tyus Jones)の3人が21得点を記録するなど、計7人が2桁得点をマークしてウォリアーズを圧倒した。

 第6戦は13日にウォリアーズのホームで行われる。

 イースタンカンファレンスでは、ミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)が第4クオーターに2桁点差をひっくり返し、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)に110-107で逆転勝ち。通算3勝2敗として突破に王手をかけた。

 王者バックスはヤニス・アデトクンポ(Giannis Antetokounmpo)が40得点をマークしたほか、ボビー・ポーティス(Bobby Portis)とジュルー・ホリデー(Jrue Holiday)が終盤に得点を量産。13日にホームで決勝進出を決めるチャンスを手にした。

 一方、ジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)とジェイレン・ブラウン(Jaylen Brown)が2人で60得点したセルティックスは、第2クオーターを28-19で終えるなど、前半を54-47で折り返したものの逆転負けを喫した。(c)AFP