【5月12日 AFP】ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2022)は11日、第5ステージ(カターニア~メッシーナ、174キロメートル)が行われ、グルパマ・FDJ(Groupama-FDJ)のアルノー・デマール(Arnaud Demare、フランス)がスプリント勝負を制し、区間優勝を飾った。

 デマールは集団スプリントでUTE(UAE TEAM EMIRATES)のフェルナンド・ガヴィリア(Fernando Gaviria、コロンビア)を抑え、トップでフィニッシュした。

 第4ステージで総合首位に浮上したトレック・セガフレード(Trek Segafredo)のフアン・ロペス(Juan Pedro Lopez Perez、スペイン)がマリアローザ(ピンクジャージー)を守った。

 レース後には、アスタナ・カザフスタン・チーム(Astana Qazaqstan Team)のヴィンセンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali、イタリア)が「これが最後のジロだ」と明かし、今季限りで引退する意向を母国のファンの前で表明した。

 37歳のニバリは2013年と2016年にジロで総合優勝を経験。2014年にはツール・ド・フランス(Tour de France)、2010年にはブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana)を制覇している。(c)AFP