【5月12日 AFP】テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d’Italia 2022)は11日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第3シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)はジョン・イズナー(John Isner、米国)に6-3、6-1で快勝して初戦突破。大会16強入りを果たした。

 ナダルは3回戦で、ニコラス・バシラシビリ(Nikoloz Basilashvili、ジョージア)を6-4、7-6(7-5)で下した第13シードのデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)と対戦する。

 一方、先日の1回戦で約1年3か月ぶりの勝ち星を挙げたスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)は、予選勝者のラスロ・ジェレ(Laslo Djere、セルビア)を7-6(10-8)、3-6、6-4で下し、3回戦で第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と顔を合わせることになった。

 けがに悩まされてきた37歳のワウリンカは、ジョコビッチを決勝で破って四大大会(グランドスラム)通算3勝のうち2勝を挙げているが、キャリア通算では25戦19敗と大きく負け越している。12日の3回戦は、両者にとって2019年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2019)以来の対戦となる。

 また、第4シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)は、グリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)に苦しめられながらも6-3、5-7、7-6(7-4)でフルセット勝ち。相手のマッチポイントを2本しのいだ末に最終セットのタイブレークを制した。

 第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は予選勝者のセバスティアン・バエス(Sebastian Baez、アルゼンチン)に7-6(8-6)、6-3でストレート勝ち。第10シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)は同胞のファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini)に6-2、3-6、6-3で勝利した。(c)AFP/Terry DALEY