【5月12日 AFP】女子テニス、四大大会(グランドスラム)通算4勝の大坂なおみ(Naomi Osaka)が大手マネジメント会社IMGを離れ、代理人のスチュアート・デュギッド(Stuart Duguid)氏と自らのスポーツエージェンシーを立ち上げると、米スポーツビジネス系メディアのスポルティコ(Sportico)が11日に報じた。

 エージェンシーの名前は「Evolve」。この数年女子アスリート長者番付1位の大坂はスポルティコへのメールで、「期待されていない、もしくは普通のやり方でないと言われても、私は私のやり方で今までキャリアを過ごしてきた」とつづり、「Evolveの立ち上げはアスリート、また女性実業家として自然な次のステップであり、自分らしくあり続け、自分のやり方を貫き通すための道」と説明した。

 さらに、「有意義なビジネスを推進する上で、アスリートが自らのプラットフォームを活用する力を強く信じている」とし、Evolveが「スポーツや幅広い文化に依然として存在している壁を打ち破る最前線の存在」になることを期待しているとした。

 IMGとの契約が2021年で満了した大坂は、契約更新はせず、元IMGの代理人であるデュギッド氏と独立した。スポルティコによると、Evolveの株式は両氏が保有し、現時点で外部の投資家は関与していないという。(c)AFP