【5月11日 AFP】ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2022)は10日、第4ステージ(アーボラ~エトナ、172キロメートル)が行われ、ボーラ・ハンスグローエ(Bora Hansgrohe)のレナード・ケムナ(Lennard Kamna、ドイツ)がステージ優勝を飾る中、2位でフィニッシュしたトレック・セガフレード(Trek Segafredo)のフアン・ロペス(Juan Pedro Lopez Perez、スペイン)が総合首位に浮上した。

 後続に約6分差をつけていた逃げ集団にいたケムナとロペスは、エトナ山(Mount Etna)の山頂へ続く23キロの上り坂で、後続との差を守り切った。

 総合優勝候補に推されているイネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)のリチャル・カラパス(Richard Carapaz、エクアドル)やチーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコ(Team BikeExchange-Jayco)のサイモン・イェーツ(Simon Yates、英国)に加え、バーレーン・ヴィクトリアス(Bahrain Victorious)のミケル・ランダ(Mikel Landa、スペイン)、チームDSM(Team DSM)のロマン・バルデ(Romain Bardet、フランス)といった実力者はトップから2分37秒差でフィニッシュした。

 総合争いではロペスを39秒差の2位でケムナが追いかけ、イェーツがトップから1分42秒差の4位、カラパスが同2分6秒差の11位につけている。(c)AFP