【5月11日 AFP】21-22NBAは10日、プレーオフのカンファレンス準決勝(7回戦制)が行われ、第1シードのマイアミ・ヒート(Miami Heat)とフェニックス・サンズ(Phoenix Suns)がどちらも大勝で決勝進出に王手をかけた。

 イースタンカンファレンスのヒートは、120-85でフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)をホームで下した。チームがバランスよく攻撃する中で、ジミー・バトラー(Jimmy Butler)が23得点をマークし、戦績を3勝2敗としてシリーズの主導権を握った。

 シクサーズを圧倒したヒートは、決勝行きの切符をほぼ手中に収めたように見える。コートのあらゆる場所で相手を上回り、12日の第6戦でヒートの負けを予想する人はほとんどいないと思われる。

 チームはバトラーを含めて7選手が2桁得点を記録し、マックス・ストラス(Max Strus)が19得点、10リバウンド、ゲイブ・ビンセント(Gabe Vincent)が15得点、ビクター・オラディポ(Victor Oladipo)がベンチスタートから13点、バム・アデバヨ(Bam Adebayo)が12点を加えた。

 ウエスタンカンファレンスでも、同じようにサンズが110-80でダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)に圧勝。3勝2敗とし、残り2試合で1勝すれば決勝進出が決まるところまで到達した。デビン・ブッカー(Devin Booker)がチーム最多の28得点、ディアンドレ・エイトン(Deandre Ayton)が20得点、9リバウンドを記録した。(c)AFP