【5月11日 AFP】ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン(Jacinda Ardern)首相は11日、新型コロナウイルス感染対策として実施してきた入国制限を7月末に全面的に撤廃すると発表した。

 7月31日午後11時59分に水際対策が完全撤廃され、ニュージーランドへ向け出発する前に必要とされた検査も全て不要となる。

 ニュージーランドは2020年3月に国境を封鎖。一時期を除いて、海外からの入国者全員に対し、軍が警備に当たる政府運営の宿泊施設で2週間の隔離を義務付けていた。

 ニュージーランド市民やビザ(査証)免除協定を結ぶ国からの渡航者は、こうした措置を免除されていたが、他の国からの渡航者については10月まで継続する予定だった。(c)AFP/Daniel GILHOOLY