【5月11日 AFP】ファンタジー小説「ハリー・ポッター(Harry Potter)」シリーズで登場人物たちが魔法のほうきに乗ってプレーする球技、クィディッチ(Quidditch)。

 この架空の球技から生まれたスポーツが現在、世界の約40か国でプレーされている。一部の競技者はファンタジーの世界と決別し、実際の競技として真剣に取り組んでいる。

 小説では魔法のほうきにまたがってプレーするが、現実では両脚で棒を挟み、片手でボールをつかむ。バレーボールのボールが使われるため、片手で扱うのは容易ではない。

 仏ナント(Nantes)のクィディッチ協会の副会長は、棒を脚に挟むのはプレーヤーにハンデをつけるためであって、決して魔法のほうきで空を飛ぶまねをするためではないと話した。

 映像は仏西部アンジェ(Angers)で8日撮影。(c)AFP