【5月15日 People’s Daily】中国の各地で、グリーン(エコロジー)と低炭素社会の実現に向けた取り組みが成果を上げている。北京市は環境汚染改善と二酸化炭素(CO2)削減の相乗効果により、カーボンニュートラルへの歩みを着実に進めている。上海市は崇明島(Chongming)、長興島(Changxing)、横沙島(Hengsha)で低炭素プロジェクトを発動している。浙江省(Zhejiang)は資源リサイクルの推進やエコロジーライフの推奨などを実施している。

 2021年は第14次5か年計画最初の年であり、環境汚染とCO2排出量削減を相乗効果で促進し、経済・社会全体のグリーン化を進める重要な年でもある。

 省エネの推進により、国内総生産(GDP)当たりのエネルギー消費量は前年比2.7%減となった。クリーンエネルギーの使用が大幅に増え、天然ガス、水力、原子力、風力、太陽光などの使用率は前年比1ポイント増の25.3%となった。再生可能エネルギーの発電量は順調に伸びて2兆4800万キロワット時となり、電力消費の29.8%を占めた。

 環境に優しい製品の生産も急速に伸び、新エネルギー自動車の生産は前年比145.6%、太陽電池は42.1%増加した。エコロジー・低炭素社会に向けて顕著な成果を収めた1年となった。

 グリーン・低炭素型の開発は、経済構造の転換と高度化を促進する機会でもある。広東省(Guangdong)では2021年にエネルギー再編を加速し、549万キロワットの海上風力発電、225万キロワットの太陽光発電、70万キロワットの揚水発電を増設した。北京市は「グリーンな冬季五輪」実現に向けた取り組みが行われ、今年2月の北京冬季五輪の全会場でグリーン電力供給100%を達成。五輪史上初の偉業を成し遂げた。

 エコロジーはより良い生活の基盤であり、人々に期待をもたらす。各地の小さな省エネ活動からグリーン産業の育成まで、中国はさまざまなアプローチで持続可能で健全な経済発展を促進していく。(c)People’s Daily/AFPBB News