【5月14日 CGTN Japanese】中国とミャンマーを結ぶ国際鉄道のうち、大理・瑞麗区間(雲南省<Yunnan>大理市<Dali>から瑞麗市<Ruili>まで)にある6本の大型トンネルが、6年余りの工事を経て竣工(しゅんこう)しました。現在はレール(スラブ軌道)敷設の準備段階に入っています。

 6本のトンネルが位置するのは、雲南省南部の薄縹鎮(Bopiao)と怒江リス族自治州の間で、いずれも地質条件が複雑で、工事が困難な場所でした。

 現場の責任者によりますと、レール敷設のための校正作業も完了し、今年7月に始まる敷設の準備はすでにできているということです。

 工事を行う中国鉄路工程集団の昆明支社によりますと、大理・瑞麗区間は330キロに及び、中国ミャンマー国際鉄道の重要な部分であり、完成後は雲南省南西部の交通状況が大幅に改善される見込みだということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News