【5月14日 Xinhua News】中国青海省(Qinghai)玉樹チベット族自治州(Yusyu Tibetan Autonomous Prefecture)雑多県(Zaduo)で、同自治州の無形文化遺産「蘇魯金属工芸技術」を駆使して製作した特色ある手工芸品が人気を博している。鳥獣や吉祥八宝の図案が刻まれた、赤サンゴやトルコ石をはめ込んだアクセサリー、ベルト、チベットナイフなどの製品は、甘粛省(Gansu)や四川省(Sichuan)、雲南省(Yunnan)、チベット自治区(Tibet Autonomous Region)などへ販売され、一部はネパールなどにも輸出されている。

 同県蘇魯郷山栄村出身の土丁江才(トォディンギャムツェ)さん(50)は、19歳から「蘇魯金属工芸技術」を学び始め、これまでに10人以上の弟子を育てた。弟子のほとんどは貧困家庭出身の子どもだが、手工芸品の製作技術を身に付けたことで毎日200~300元(1元=約19円)の収入が得られるようになった。

 土丁江才さんらが作った製品は牧畜民の間で人気がある一方、地元政府の協力により青海省以外でも注目されるようになった。土丁江才さんは、より多くの若者がこの技術を学び、想像力に富んだ民族手工芸品をさらに多くの地方に届けたいと話している。(c)Xinhua News/AFPBB News