【5月9日 AFP】21-22ドイツ・ブンデスリーガ1部は8日、第33節の試合が行われ、VfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)はアウェーで王者バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)と2-2で引き分け、残留に望みをつないだ。

 バイエルンはホームのファンの前で優勝セレモニーを行ったが、後半にオーストリア代表FWサーシャ・カライジッチ(Sasa Kalajdzic)に同点ゴールを許し、これでリーグ10連覇が決まってから2試合連続で勝利を逃した。

 バイエルンの選手は、マインツ05(Mainz 05)に敗れた前節の直前に2日間のオフを取ってスペイン・イビサ(Ibiza)島で休暇を過ごしたことが批判されていたが、残留争いをする相手にまたしても平均を下回るパフォーマンスに終わった。

 カライジッチはライブストリーミングサービス「DAZN(ダゾーン)」に、「彼らはチャンピオンにふさわしい。きょうの引き分けのことはあまり気にしないだろうが、われわれにとっては極めて重要な結果になる可能性がある」と話した。

 残留/昇格プレーオフに回る16位につけるシュツットガルトだが、得失点差で大きく水をあけている15位ヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)とは3ポイント差のため、最終節の結果次第では残留を勝ち取る可能性もある。

 一方、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2021-22)準決勝で敗退したRBライプツィヒ(RB Leipzig)は、FCアウクスブルク(FC Augsburg)に4-0で勝利し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)出場に大きく前進した。

 ヨーロッパリーグで5日にグラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)に敗れて涙をのんだライプツィヒは、ホームで快勝して5位SCフライブルク(SC Freiburg)と2ポイント差の4位に浮上した。(c)AFP