【5月9日 AFP】21-22NBAは8日、プレーオフのカンファレンス準決勝(7回戦制)が行われ、ウエスタンカンファレンスではダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)が111-101でフェニックス・サンズ(Phoenix Suns)を下し、シリーズ戦績を2勝2敗とした。

 ルカ・ドンチッチ(Luka Doncic)が26得点、ドリアン・フィニースミス(Dorian Finney-Smith)が24得点をマークしたマーベリックスは3ポイントシュートを20本成功させると、相手の司令塔クリス・ポール(Chris Paul)を抑えこんだ。敵地では連敗したもののホームで巻き返し、シリーズ戦績をタイに戻した。

 今季レギュラーシーズン最高勝率をマークしたサンズは、10日に行われるホームでの第5戦で3勝目を目指す。第6戦は再びダラス(Dallas)で行われる。

 イースタンカンファレンスでは、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)もホームで2連勝を飾り、マイアミ・ヒート(Miami Heat)とのシリーズ戦績を2勝2敗のイーブンとした。

 シクサーズは2018年のレギュラーシーズン最優秀選手(MVP)に輝いたジェームズ・ハーデン(James Harden)が31得点を稼ぐなど、116-108でヒートに勝利した。

 またシクサーズは、脳振とうと眼窩(がんか)骨折に見舞われ、最初の2試合を欠場した大黒柱のジョエル・エンビード(Joel Embiid)が24得点をマークするなど、その存在がまたしてもヒート守備陣の前に立ちはだかった。(c)AFP