【5月7日 AFP】21-22イタリア・セリエAは6日、第36節の試合が行われ、インテル(Inter Milan)は2点ビハインドからエンポリ(Empoli)に4-2で逆転勝ちし、暫定首位に浮上した。

 ホームで2点先行を許したインテルだが、相手のオウンゴールとラウタロ・マルティネス(Lautaro Martinez)の2ゴールで逆転すると、終了間際にアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)が4点目を入れた。

 これでインテルはライバルのACミラン(AC Milan)と1ポイント差の首位に浮上し、得失点差でも上回っているが、ミランは8日のエラス・ベローナ(Hellas Verona)戦に勝利すれば再びトップに返り咲く。

 4位ユベントス(Juventus)は敵地で下位ジェノア(Genoa CFC)に1-2で逆転負けし、優勝の可能性が完全に消滅。48分にパウロ・ディバラ(Paulo Dybala)が先制ゴールを決め、1点リードで試合をコントロールしていたが、87分と後半アディショナルタイム6分に失点を喫した。

 同日にはセリエB (2部)からレッチェ(US Lecce)とクレモネーゼ(US Cremonese)のセリエA昇格が決まった。

 レッチェは1-0でポルデノーネ(Pordenone Calcio)を下してセリエB優勝が決定し、3シーズンぶりにセリエAに復帰することになった。

 クレモネーゼは2-1でコモ(Como1907)を下し、2位が確定。今節まで2位だったACモンツァ(AC Monza)は0-1でペルージャ(AC Perugia)に敗れて4位に後退し、自動昇格を逃した。(c)AFP