【5月6日 AFP】ウクライナ東部の親ロシア派武装勢力は5日、港湾都市マリウポリ(Mariupol)のウクライナ語と英語で書かれた地名標識を撤去し、代わりにロシア語の標識を設置したと発表した。

 ウクライナ政府に対し一方的に独立を宣言している「ドネツク人民共和国」の「運輸省」は、「解放された領土各地の道路標識の交換作業は今後も続けられる」としている。

 マリウポリは、ロシアによる侵攻で特に大きな被害を受けた都市の一つ。ロシア軍は完全制圧を目指し、数週間にわたり攻撃を続けている。

「ドネツク人民共和国」の指導者デニス・プシーリン(Denis Pushilin)氏は、地元住民は「ロシアが永続的に戻ってきた」証拠を目で見て確かめたいのだと述べている。(c)AFP