【5月6日 CGTN Japanese】世界保健機関(WHO)が 5日に明らかにしたところによりますと、2020年1月1日から2021年12月31日までの間に、新型コロナウイルスの直接的・間接的な影響で死亡した人は約1490万人に達しています。WHOはこの数字を「超過死亡」と呼び、新型コロナの感染による死亡例や医療提供体制、社会が影響を受けたことが原因で死亡した例が含まれます。

 84%の超過死亡は東南アジア、欧州、米州に集中し、約68%が世界10カ国に集中しています。男性は57%、女性は43%で、高齢者の超過死亡率はより高くなっています。1490万人のうち、81%が中所得国、15%が高所得国、4%が低所得国の人です。

 なお、最新の報道によりますと、日本では新型コロナウイルス感染症による死者は2万9728人です。また、中国衛生健康委員会の最新統計によりますと、中国では新型コロナによる死者は1万5372人です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News