米報道官に初の黒人女性・LGBTQ ジャンピエール氏就任へ
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【5月6日 AFP】(更新)米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は5日、ジェン・サキ(Jen Psaki)大統領報道官が今月退任し、後任にカリーヌ・ジャンピエール(Karine Jean-Pierre)副報道官(44)が就任すると発表した。黒人女性として初、性的少数者(LGBTQ)を公言している人物としても初の米大統領報道官となる。
ホワイトハウス(White House)の発表によると、サキ氏は今月13日に退任し、ジャンピエール氏が後任に就く。
ジャンピエール氏は仏海外県マルティニク(Martinique)でハイチ人の両親の元に生まれ、米国に移住。ニューヨークで育った。2008年と12年の大統領選ではバラク・オバマ(Barack Obama)陣営のスタッフとして働き、20年の大統領選ではバイデン陣営に参加。CNNテレビのジャーナリストであるパートナー女性と共に娘1人を育てている。(c)AFP