【4月30日 AFP】飲酒運転などの容疑で先月逮捕された元サッカー米国女子代表GKのホープ・ソロ(Hope Solo)氏は29日、アルコール依存症の入院治療に入ることを明らかにした。

 40歳のソロ氏は、自身のツイッター(Twitter)アカウントで「アルコールとの闘いに対処するために、自発的にこれから入院治療プログラムに入る」と明かした。

 また「今現在、自分のエネルギーと焦点は、自分の健康と治療、そして家族の世話に完全に向けられている」ともつづった。

 2008年北京五輪と2012年ロンドン五輪に加え、2015年のW杯カナダ大会(FIFA Women's World Cup 2015)でも母国の優勝に貢献したソロ氏は今年、米国サッカー殿堂(US National Soccer Hall of Fame)入りの予定だったが、これを2023年に遅らせる要請が受諾されたという。

 ソロ氏は先月31日、ノースカロライナ州ウィンストンセーラム(Winston-Salem)の商業施設の駐車場で、自身の子ども2人(2歳の双子)を車内に乗せたまま、運転席で意識を失っていたところを警察に見つかり逮捕された。その後、飲酒運転と公務執行妨害、さらには軽度の児童虐待の罪で訴追された。(c)AFP