白人農場主、「カバと間違えて」黒人女性に発砲 南ア
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【4月29日 AFP】南アフリカ北部リンポポ(Limpopo)州レファラレ(Lephalale)で今週、白人農場主の男が「カバと間違えて」黒人女性に発砲し、負傷させた。警察が明らかにした。
ポール・ヘンドリック・ファンジル(Paul Hendrik van Zyl)被告(77)は、パートナーと一緒に川で魚捕りをしていた女性(38)に向けて発砲。女性は腕を負傷したが、パートナーはどうにか隠れることができた。現場は被告が所有する農場の敷地内とされる。
警察によると、被告は「動物(カバ)を撃った」と主張している。
被告は26日に逮捕された。国家検察局(NPA)によると、その後、殺人未遂罪で起訴されたが、1000ランド(約8200円)を支払って保釈。28日に出廷した。
急進左派政党「経済的解放の闘士(EFF)」によると、保釈に抗議して同党の支持者が裁判所前でデモを行った。(c)AFP