【5月2日 AFP】米ニューヨークのスタテンアイランド(Staten Island)区にある小売り・IT大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)の物流施設「LDJ5」前で、同社の従業員と労組職員らがデモを行った。

 3月末に、道路を隔ててLDJ5の向かいにある同社の別の物流施設「JFK8」の従業員に労組結成の是非を問う投票があった。賛成55%で、米国内の同社施設としては初の労組「アマゾン労働組合(ALU)」の結成が決まった。

 4月25日から29日まで、LDJ5の従業員約1800人にALU加入への賛否を問う投票が行われている。開票は5月2日の予定。

 ALUがLDJ5でも勝利すれば、アマゾン社内でALU加入の動きが広がる可能性がある。すでに全米数十か所の施設から接触を受けたという。

 民主党のバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員とアレクサンドリア・オカシオコルテス(Alexandria Ocasio-Cortez)下院議員も、デモの現場を訪れてデモ参加者を激励した。(c)AFP