【4月28日 AFP】女子テニス、世界ランキング1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)が27日、「体が休息を必要としている」として、28日に開幕するマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2022)を欠場すると発表した。

 アシュリー・バーティ(Ashleigh Barty)氏の現役引退に伴い、今月上旬に世界1位の座に就いた20歳のシフィオンテクは、前週のポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2022)を制すなど、出場4大会連続で優勝している。

 今季、シフィオンテクが疲労を理由に大会を欠場するのは今回が初めてではなく、4月にはクレジットワン・チャールストン・オープン(2022 Credit One Charleston Open)の出場を取りやめている。

 シフィオンテクはツイッター(Twitter)で「激しい週が続いて、4連続でタイトルを獲得した。マイアミ・オープン(Miami Open 2022)から腕に疲労が蓄積していたが、これまで適切に対処できておらず、しっかりとケアするタイミングが来た」と説明。

 さらに、「腕を治療するため激しいプレーを中断する必要があるので、残念ながらマドリード・オープンを欠場する。体が休息を必要としている」とした上で、5月9日開幕のイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2022)と2020年に優勝している全仏オープン(French Open 2022)出場を楽しみにしているとした。(c)AFP