【4月28日 AFP】バドミントンアジア選手権(Badminton Asia Championships 2022)は27日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランキング2位の桃田賢斗(Kento Momota)が同52位のインドネシア選手に21-17、17-21、7-21で逆転負けを喫し、まさかの初戦敗退となった。

 第1ゲームを奪うも、そこから逆襲に遭って1時間強で敗れた桃田は「きょうは会場の風と暑さ」に対応できなかったと振り返り、「相手がどうこうではなく、自分のパフォーマンスが全然良くなかった」とコメント。反省点を見つけ、次戦に向けて準備していきたいと話した。

 桃田は2020年1月にキャリア続行も危ぶまれた自動車事故で大けがをして以来、本調子を取り戻せていない。

 事故後の優勝は昨年11月のインドネシア・マスターズ(DAIHATSU Indonesia Masters 2021)のみとなっており、2度の優勝を誇る同12月の世界選手権(TotalEnergies BWF World Championships 2021)は腰痛のため棄権。

 前月のドイツ・オープン(YONEX GAINWARD German Open 2022)では初戦敗退を喫し、続く全英オープン(YONEX All England Open Badminton Championships 2022)ではベスト8止まりとなっていた。(c)AFP