【4月28日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は27日、同国がウクライナで展開する軍事作戦に他国が介入した場合、ロシアは即座に軍事的対応を取ると警告した。

 議員との会合で演説したプーチン氏は「誰かが外部から現在の出来事に介入を試み、われわれにとって受け入れられない戦略的性質のある脅威となるなら、われわれは(中略)電光石火の対応を取るだろうと知っておくべきだ」と言明。

 同国軍は最新兵器の使用も辞さないとし、「そのための道具は全て持っており、その所有を自慢できる者は他にいない。われわれはそれを自慢するのではなく、使用する。このことは全員に知っておいてもらいたい」と警告した。

 プーチン氏はこれまで、極超音速ミサイルや、今月実験に成功した核弾頭搭載可能な新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「サルマト(Sarmat)」など、最新兵器の開発を頻繁に誇示してきている。(c)AFP