マンCがレアルに先勝、計7得点の乱打戦制す 欧州CL準決勝
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【4月27日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)は26日、準決勝第1戦が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はホームでレアル・マドリード(Real Madrid)を4-3で下し、1点のリードで第2戦に折り返した。
ケビン・デ・ブルイネ(Kevin de Bruyne)、ガブリエウ・ジェズス(Gabriel Jesus)、フィル・フォーデン(Phil Foden)、ベルナルド・シウバ(Bernardo Silva)にゴールが生まれたシティは、3度にわたって2点のリードを手にした。
しかし、カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)に2ゴールを許し、華麗な個人技からビニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)に1点を決められたシティは、サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)で来月4日に行われる第2戦を控え、レアルに逆転の望みを与えてしまった。
約2週間前にイングランド・プレミアリーグの天王山、リバプール(Liverpool FC)戦を2-2で引き分け、同チームを「生きたまま」逃してしまったと嘆いていたシティのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督だが、この試合では最初の30分で4-0にできたかもしれない鮮烈なパフォーマンスを披露していただけに、同じような後悔をしていることだろう。
グアルディオラ監督は「選手たちには試合に勝ったと納得させたいし、ベルナベウでもきょうのようなプレーをしなければならない」とコメントした。
「1点差で勝っていたのか、あるいは4点差で勝っていたのかは関係ない。ベルナベウでは本来の姿を示さねばならないし、それができなければチャンスはない。良い試練になる」
大会最多13度の欧州制覇を誇り、通算30回目の4強入りとなっているレアルに対し、これがわずか3度目の準決勝となったシティは序盤、優勝候補にふさわしいパフォーマンスを見せた。
レアルのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は、「立ち上がりは非常に悪く、失点の場面は甘すぎた」と語った。
「チームはその後、最近披露しているような素晴らしい反応を見せてくれた」
「うまく守らなければならない。第2戦で良い守備ができれば勝てるが、そうでなければ敗退するだろう」 (c)AFP/Kieran CANNING