【4月27日 AFP】北朝鮮の国営テレビは26日、首都平壌で前日夜に朝鮮人民革命軍の創建90年を記念して行われた軍事パレードの映像を放送した。

 国営朝鮮中央テレビ(KCTV)の名物アナウンサー、李春姫(リ・チュニ、Ri Chun Hi)氏が番組の開始を宣言。平壌の金日成広場(Kim Il Sung Square)にスカイダイビングで降り立つ人々や、通りに並ぶ軍用トラックの映像が流された。軍服を着た大勢の兵士が入場行進を行い、中には完全な戦闘服を着て臨戦態勢のように武器を構えた兵士もいた。

 映像には多数の編集が加えられており、韓国の北朝鮮関連ニュースサイト「NKニュース(NK News)」のキム・ジョンミン(Jeongmin Kim)主任特派員はユーチューブ(YouTube)で行ったライブ解説で、「これは本当に新しい演出だ」とコメント。パレードの様子と、事前収録した映像を組み合わせているとみられると指摘した。

 北朝鮮は過去に軍事パレードを生中継していたが、韓国通信社の聯合(Yonhap)ニュースによると、2017年のパレードに参加した戦車に不具合が生じたことから、以後は収録後に編集を加えた映像を公開するようになった。

 北朝鮮は最近、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17(Hwasong 17)」の発射実験に成功したとする映像を公開。だが映像には大幅な編集が加えられており、米韓の当局は、実際には旧世代のミサイルが使用されたとの見解を示している。(c)AFP