【4月26日 AFP】21-22NBAは25日、プレーオフのカンファレンス1回戦(7回戦制)が行われ、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)は116-112でブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)を下し、4連勝のスイープでシリーズ突破を果たした。

 セルティックスはジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)が29得点でチームをけん引したほか、バランスの良い攻撃と競り合いに強い守備で改めて圧倒的な強さを示した。

 本拠地バークレイズ・センター(Barclays Center)で試合に臨んだネッツは、ケビン・デュラント(Kevin Durant)が今ポストシーズンでは自己最高となる39得点を記録したものの、セルティックスの強力オフェンス陣にはかなわなかった。試合は終始追い掛ける展開で、終盤の追い上げもあと一歩届かなかった。

 テイタムは試合後、ファウルアウトしてやきもきしながら見守っていた最後の2分間を振り返り、「相手がどんなチームで、才能ぞろいの集団であるかは分かってたし、激闘になることは分かっていた」とコメント。

 さらに「結果は4勝0敗だが、毎試合がシーソーゲームでタフだった。とにかく、自分たちを信じるしかなかった。1試合ごとに集中し、自分たちを過信しすぎないように心がけていた」と続けた。

 セルティックスはジェイレン・ブラウン(Jaylen Brown)が22得点、マーカス・スマート(Marcus Smart)が20得点、11アシストを記録するなど、計5人が2桁得点をマークした。

 一方、セス・カリー(Seth Curry)が23得点を記録したネッツは、カイリー・アービング(Kyrie Irving)が20得点、5アシストにとどまった。

 イースト第2シードのセルティックスはカンファレンス準決勝で、昨季王者のミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)とシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)の勝者と対戦する。(c)AFP