【4月26日 AFP】ギネス世界記録(Guinness World Records)で世界最高齢に認定されていた田中カ子(Kane Tanaka)さん(119)が19日に死去したことが25日、発表された。これにより、フランスの修道女リュシル・ランドン(Lucile Randon)さん(118)が新たな世界最高齢となった。

「シスター・アンドレ(Sister Andre)」と呼ばれているランドンさんは、第1次世界大戦(World War I)開戦の10年前、1904年2月11日に南仏で生まれた。

 現在は、地中海沿岸のトゥーロン(Toulon)にある高齢者施設で暮らす。目は見えなくなったが、毎日、朝食と朝のミサで始まる生活を送っている。

 施設の広報担当者によると、世界最高齢となったことについて本人は喜んでおり、「注目を浴びて上機嫌」とのこと。ただ最終的な目標は、1997年に122歳で亡くなったとされるフランス人女性ジャンヌ・カルマン(Jeanne Calment)さんより長生きすることだという。(c)AFP