【4月26日 AFP】ウクライナ中部ビンニツァ(Vinnytsia)州で25日、ロシア軍が鉄道施設を攻撃し、少なくとも5人が死亡、18人が負傷した。ウクライナ当局が発表した。

 ウクライナ検察によると、ロシア軍は同州のジメリンカ(Zhmerynka)とコジャティン(Kozyatyn)付近にある施設をロケット弾で攻撃。現場では現在も救助活動が続いている。

 ウクライナ鉄道のオレクサンドル・カミシン(Alexander Kamyshin)会長はこれに先立ちメッセージアプリのテレグラム(Telegram)で、ロシア軍が鉄道インフラを「組織的に」破壊していると非難。中部と西部にある五つの鉄道駅が攻撃を受けたとし、少なくとも16本の旅客列車が遅延する見通しを示していた。

 ロシアが2か月前に開始したウクライナ侵攻では、ロシアが民間施設を攻撃した疑いが多数浮上しているが、同国政府は否定している。(c)AFP