【4月25日 AFP】(更新)韓国軍関係者によると、北朝鮮は25日、朝鮮人民革命軍の創建90年を記念する軍事パレードを行った。

 パレードは午後10時(日本時間同)ごろ、首都平壌の金日成広場(Kim Il Sung Square)で始まったという。

 北朝鮮はこれまでも重要な記念日に軍事力を誇示するパレードを行っており、25日の実施も広く予想されていた。今回のパレードでは、「怪物」級と称される大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17(Hwasong 17)」をはじめ、極超音速ミサイルや潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)などの最新兵器を誇示するとみられている。

 同国は近年、夜間の軍事パレードを3回実施している。国営メディアが報じるのは翌日になってからで、今回のパレードについても25日夜の時点で報道はない。

 しかし韓国の北朝鮮関連ニュースサイト「NKニュース(NK News)」は、25日夜に平壌中心部上空で10個以上の「光る物体」が目撃されており、軍事パレードか演習の可能性があるとしている。(c)AFP