【4月25日 AFP】24日に決選投票が行われた仏大統領選は、中道派の現職、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領(44)が得票率58.6%で再選を果たした。現職大統領の再選は20年ぶり。

 内務省の公式発表によると、極右政党「国民連合(RN)」のマリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)党首(53)の得票率は41.4%だった。

 フランスで極右候補がここまで票を獲得したことはかつてなく、マクロン氏には、社会の分断を修復する努力が求められる。6月の国民議会(下院)選挙で過半数を維持できるかが当面の焦点となる。

 調査会社の推計によれば投票率は72%で、大統領選の決選投票としては1969年以来、最低だった。有権者の6.35%は白票を投じた。(c)AFP/Stuart WILLIAMS and Adam PLOWRIGHT