【4月26日 People’s Daily】いざというときこそ、高きに登り遠くを望み、針路を正確に把握しなければならない。現在、新型コロナのパンデミック(世界的な大流行)が続く中で、経済の安定した回復を実現し、アフターコロナ時代の美しい世界を共に創り上げるためには、依然として霧を突き抜ける思想の光の導きが必要だ。

「われわれはコロナ対策の常態化の中の経済成長の新たなエネルギー、社会生活の新モデル、人々の新たな移動ルートを探索し、越境貿易の利便化を推進し、産業チェーン・サプライチェーンの安全・円滑化を保障し、世界経済の回復プロセスの着実な前進を推進する必要がある」。2022年世界経済フォーラム(WEF)テレビ会議で、習近平(Xi Jinping)国家主席は世界経済の安定的回復を推進する根本的解決策を詳しく説明し、中国の世界第二の経済体としての責任感を十分に示した。

 パンデミックは世界経済に深刻な衝撃を与え、インフレ、債務、エネルギー、サプライチェーンなどの危機が相互に折り重なり、世界経済の回復プロセスには明らかな不確実性と不均衡が表れている。国連が発表した「2022年世界経済情勢と展望」報告書は、世界経済の回復は巨大な困難に直面していると指摘した。

 世界経済の安定的な回復を促進するには、経済のグローバル化の「勢い」と「ガバナンス」を正確に把握する必要がある。「大きな川が海に向かって流れて行けば、いつも逆流があるが、どんな逆流も大きな川の進路を押しとどめることはできない。動力がその前進のサポートになり、抵抗力がそれを強くさせるものになる。多くの逆流や危険な早瀬(はやせ)があるにもかかわらず、経済グローバル化の方向は変わることなく、これからも変わらない」と、習主席は経済グローバル化の阻むことのできない勢いを生き生きとした比喩で分析した。

 世界経済の安定的な回復を促進するためには、マクロとミクロの弁証法的な関係を正確に把握する必要がある。習主席は的確に以下のように指摘した。主要経済体は共同体意識を確立し、システム観念を強化し、政策情報の公開と共有を強化し、財政・通貨政策の目標、強度、リズムをうまく調整し、世界経済が再び底に沈むのを防がなければならない。主要先進国は責任ある経済政策をとり、政策の波及効果をうまくコントロールし、発展途上国に深刻な衝撃を与えないようにしなければならない。国際経済・金融機関は建設的な役割を果たし、国際的な共通認識を結集し、政策の協同を強化し、システミックリスクを防止しなければならないという。

 2022年世界経済フォーラムテレビ会議の開幕日は、ちょうど中国が昨年の経済データを発表した日と重なる。2021年中国国内総生産(GDP)の成長率は8.1%で、経済全体的発展の勢いは良好で、世界経済の安定的な回復に重要な原動力を注入している。質の高い発展を推進すると同時に、中国はハイレベルの開放を揺るぎなく拡大し、各国と発展がもたらす恩恵を分かち合い、互恵・ウィンウィンを実現する。年末年始に、海外投資機関による相次ぐ中国市場での位置取りから、「地域的な包括的経済連携(RCEP)協定」の発効に至るまで、外資参入ネガティブリストのさらなる削減から、「一帯一路(Belt and Road)」友達の輪の継続的な拡大に至るまで、一つ一つの互恵・ウィンウィンの生き生きとしたストーリーは、必ず世界経済の回復を推進する強力な原動力を集めるだろう。(c)People’s Daily/AFPBB News