ジョコが今季初の決勝進出、母国の応援「人生で一番」 セルビアOP
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【4月24日 AFP】男子テニス、セルビア・オープン(Serbia Open 2022)は23日、シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア) は4-6、6-1、6-2の逆転で第3シードのカレン・ハチャノフ(Karen Khachanov)を退け、今季初の決勝に進出した。
開幕のサービスゲームを奪われ、3試合連続で1セット目を落としたジョコビッチだったが、第2、第3セットにレベルを上げてハチャノフ戦5連勝、通算7試合で6勝目を挙げた。
ジョコビッチは「第2セットが始まってすぐにボールの感触がつかめた。特に第1セットは機能していなかったバックハンドがよくなった」と話し、「第2セットと第3セットは今シーズン一番よかった。観客のみなさんの驚異的なエネルギーを活用できた。人生で一番いい雰囲気だっただろう」と喜んだ。
決勝では第2シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)と対戦し、大会3勝目、キャリア通算87勝目を狙う。
対するルブレフは6-2、6-2のストレートで第6シードのファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini、イタリア)に勝利し、オープン13(Open 13 Provence 2022)とドバイ選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2022)に続く今季3勝目を目指す。
ジョコビッチとの直接対決は2021年のATPファイナルズ(ATP Finals 2021)での1回しかなく、そのときは敗れている。ルブレフは「面白い試合になる」とコメントした。(c)AFP