サーフィン世界王者が競技復帰へ、心の健康問題で1月から休養
発信地:サンパウロ/ブラジル
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【4月23日 AFP】男子サーフィンの現世界王者で、心の健康問題を理由に休養を取っていたガブリエル・メディナ(Gabriel Medina、ブラジル)が22日、競技へ復帰すると表明した。
28歳のメディナは、地元テレビ局でこの日放送されたスポーツ番組のインタビューで、「良くなった」と話し、来月から競技を再開するつもりであると明らかにした。
「競技から離れていた期間に多くのことを学んだ。100パーセントの状態だと感じている。それが復帰を表明する理由だ」
メディナは1月、女子体操のシモーネ・バイルス(Simone Biles、米国)や女子テニスの大坂なおみ(Naomi Osaka)といったスター選手と同様に、精神的ストレスに悩まされていることを告白して休養を宣言した。
股関節のけがも快方に向かっているメディナは「ここ数か月間は個人的につらい時期だったし、犠牲を払った」とも語った。
メディナは昨年、ワールドサーフリーグ(WSL)で3度目の年間王者に輝いたものの、東京五輪では表彰台を逃していた。(c)AFP