【4月23日 AFP】ボクシング、WBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(Tyson Fury、英国)は22日、英ロンドンのウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で行われるタイトル防衛戦を控えた前日計量に臨み、同胞の挑戦者ディリアン・ホワイト(Dillian Whyte)を5キロ以上も上回る体重を測定した。

 フューリーが120.1キロで計量をパスしたのに対し、WBCの指名挑戦者ホワイトは114.9キロを計測した。フューリーの体重は、昨年10月に米ラスベガス(Las Vegas)でデオンテイ・ワイルダー(Deontay Wilder、米国)をKOしたときのキャリア最重量125.6キロを5キロ以上も下回った。

 フューリーにとって2018年8月以来となる母国でのファイトは、英国では戦後最多記録となる約9万4000人が集まる見通しとなっている。

 ここ数か月はソーシャルメディア上で舌戦を繰り広げていた両者だが、今週に入ってからは落ち着いた様子で、本番に向けて20日に行われた最後の会見では互いに敬意を示していた。

 2人はこの日も計量後のフェースオフで良い雰囲気をみせており、フューリーが206センチの長身を誇示するかのようにつま先立ちしたのに対し、身長が13センチ低いホワイトは相手の動きに合わせてかがむようなしぐさをみせていた。

 フューリーは、「ここ(英国)に戻ってきて、ウェンブリー・スタジアムで戦えることをとても喜んでいる。ディリアン・ホワイトと彼の陣営はプロフェッショナルにふさわしく、リスペクトしている。観客に本物のファイトをみせてやる」と意気込んだ。

「俺たちを見くびるな。誰もやったことがないようなファイトにしてみせる。激闘になるだろうから、心配するな」 (c)AFP