【4月22日 AFP】ロシア軍は、ウクライナの東部および南部の完全制圧を目標にしていくと、ロシアメディアが22日、軍高官の話として伝えた。ロシアは前日、南東部マリウポリ(Mariupol)を「解放」したと発表していた。

 現地通信社によると、この軍高官は「特別作戦の第2段階の開始以降、ロシア軍の任務の一つはウクライナのドンバス(Donbas)地方および南部の完全制圧を達成することにある」と明かし、これにより2014年にロシアが併合したクリミア(Crimea)半島まで「陸続きの回廊ができる」と述べたとされる。

 この発言は、ロシア軍がウクライナ首都キーウから撤退した後に始まった作戦の第2段階の目標について、最も詳細に説明したものとなった。(c)AFP