【4月24日 CGTN Japanese】中国湖北省(Hubei)にある武漢大学(Wuhan University)は20日、SNSの微博(ウェイボー、Weibo)の公式アカウントで、「武漢大学のトップインフルエンサーであるキツネの『珞珞(Luo Luo)ちゃん』がお母さんになった」と発表しました。この発表が投稿されるやいなや、ネットユーザーから祝福が殺到しました。

「珞珞ちゃん」は、武漢大学のキャンパスによく出没する野生のキツネです。容姿端麗で行動の実態はよく分かりませんが、人懐っこいことから、学生たちは珞珞ちゃんとばったり出会った時の写真をSNSによく投稿しているうちに、いつの間にか武漢大学のトップインフルエンサーとなりました。 

 珞珞ちゃんが直近で撮影されたのは2月初旬のことでした。その時に撮影した学生は、「ちょっと太ったような気がする」と書き込んで投稿しました。その後、約2カ月以上にわたって目撃情報はありませんでしたが、そんな中、「お母さんになった」というニュースが発表されました。生まれた赤ちゃんキツネは2匹で、それぞれ灰色と黒で、愛くるしい姿です。

 珞珞ちゃんの出産を知った武漢大学の教師と学生は、彼女がよく出没する山林付近に続々と通って、餌を置いています。ネットユーザーたちは珞珞ちゃんに祝福の言葉を送ると同時に、「子ギツネたちのお父さんはどんな種類のキツネなのか」などをめぐって、さまざまな話題で盛り上がっています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News