【4月22日 CGTN Japanese】中国疾病予防管理センター（CCDC）の疫学首席専門家である呉尊友（Wu Zunyou）氏はこのほど、「新型コロナウイルスに感染した場合、ウイルスは自らを複製する1～2日を経過した後、体外に排出される。排出期間は7～12日続くが、その間に他人への感染がなければ、ウイルスは消滅する」と説明しました。

　呉氏はまた、「新型コロナウイルスに対する人類の知見はまだ非常に限られたものであり、今後のウイルスの変異や感染動向は非常に複雑だ。感染力が強まりながら弱毒性に進む可能性もあれば、感染力も毒性も強まる方向に進む可能性もある」と指摘した上で、「感染拡大のリスクに対しては、あらかじめ想定して、リスクを回避する能力を備えておく必要がある。『動的ゼロコロナ』とは、全国範囲で感染例をゼロにするのではなく、あらゆる新規感染例に対して比較的短い期間で感染拡大を抑え込むことを求めるものだ」と強調しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News