【4月22日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するフェラーリ(Ferrari)は21日、イタリアのイモーラ・サーキット(Imola Circuit)で行われる第4戦エミリアロマーニャGP(Emilia-Romagna Grand Prix 2022)を前に、カルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)との契約を2024年までの2年間延長したと明らかにした。

 フェラーリのマッティア・ビノット(Mattia Binotto)チーム代表は「チームと過ごしてきた時間の中で、彼は期待通りの才能を発揮し、素晴らしい結果を出していると同時に、あらゆるチャンスを最大限に生かしている」と述べた。 

 27歳のスペイン人ドライバーであるサインツは、マクラーレン(McLaren)での2年間を経て2021年からフェラーリでのスタートを切った。

 2015年にトロロッソ(Toro Rosso)からF1デビューを果たして以降、通算143レースに出場し、計8度の表彰台を記録。昨シーズンのドライバーズ選手権では、チームメートのシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)を上回る5位に入った。

 しかし、今シーズンは3レースを終えてルクレールが計71ポイントで首位を堅持しており、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のジョージ・ラッセル(George Russell)が計37ポイントで2位、サインツは計33ポイントで3位につけている。(c)AFP