【4月21日 CGTN Japanese】中国東部の上海市で最大の新型コロナ仮設病院である国家コンベンションセンター(上海)仮設病院で、毎日1万人以上の新型コロナ感染者が回復して退院しています。18日には1万5000人、19日には1万2000人が退院しました。

 国家コンベンションセンター(上海)仮設病院には5万の病床があり、市内16区の軽症と無症状の感染者が収容されていて、5000人からなる医療チームが感染者の治療にあたっています。感染者は通常、治療を経て6~7日後に陰性となります。感染者は、治療期間中に24時間以上あけた2回のPCR検査で陰性となった場合、退院することができます。

 なお、上海市中心部の黄浦区にある19階建てのオフィスビルを改装してつくられた仮設病院では、19日に感染者36人が退院しました。現在も収容治療中の患者は約3000人で、雲南省(Yunnan)から支援に駆け付けた医療関係者776人が治療にあたっています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News