【4月21日 AFP】2009年に英ロックバンド「オアシス(Oasis)」が解散するきっかけとなったギターが、来月17日にフランス・パリでオークションにかけられる。

 オアシスがパリ近郊の野外ロックフェスティバル「ロック・オン・セーヌ(Rock en Seine)」への出演を控えていた際に、楽屋でノエル・ギャラガー(Noel Gallagher)の赤いギブソン(Gibson)のギターがたたき壊されたことでバンドは解散。ノエルは弟のリアム・ギャラガー(Liam Gallagher)が壊したと語っており、不仲だったギャラガー兄弟はたもとを分かつことになった。

 あの瞬間は、音楽史上に残る「大事件」になったとオークションを主催するギャラリーの代表は語る。ギターはその後、修理されていた。

 ギターの入札価格は15万ユーロ(約2100万円)から。落札価格は、50万ユーロ(約6900万円)に達する可能性もあると予想されている。

 映像は13日撮影。(c)AFP