【4月24日 AFP】コロンビア・カリ(Cali)地方の森の中で、視覚障害のある人々が野鳥観察を楽しんでいる。現地の協会が主催するプロジェクトで、参加者はさまざまな鳥の鳴き声を聞き、知ることができる。

 観察時に参加者たちの助けとなるのは、あらゆる鳥の鳴き声を認識できる音声ガイドだ。観察前にはプラスチックでできた数種類の鳥のレプリカに触れ、どんな鳴き声を聞けるのかイメージを膨らませている。森に入ると、餌の入った小さな皿を目当てに鳥たちが集まってくる。

 国立アレクサンダー・フォン・フンボルト生物資源研究所(Alexander von Humbolt Biological Resources Research Institute)によると、約1900種の鳥がいるとされるコロンビアは、世界的に見ても野鳥観察が盛んな国だ。

 映像は2月に取材したもの。(c)AFP