【4月20日 CGTN Japanese】上海市では、フードデリバリーなどの電子商取引プラットフォームの配達員が、市民への生活物資の供給を保障する重要な力になっています。上海市が19日に実施した感染症の予防・抑制に関する記者会見によれば、各電子商取引プラットフォームは最近になり、条件を満たす配達員の職場復帰を積極的に手配しています。実働可能な配達員は現在までに2万人近くに達し、18日には、各主要電子商取引プラットフォームへの注文件数が220万件に達しました。

 上海市民は皆、配達員の感染予防対策に関心を持っています。上海市商務委員会は、配達員の健康の安全と安全な配達を保障するために、郵便部門と共に宅配企業と配達員のホワイトリストを設けることで、管理に取り組んでいくと説明しました。19日からは、市のビッグデータセンターの技術を利用して、ホワイトリストに含まれる企業と配達員に電子通行証を発給することになりました。配達員が職場に復帰する必要な条件と通行できる証明として電子通行証には48時間内のPCR検査の陰性証明などの情報が示されています。市内各区は配達員の検査報告を早く出して職場復帰に便宜を図るために、専用の無料のPCR検査所を設置しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News