【4月20日 CGTN Japanese】新型コロナウイルスによる感染者が急増している上海では、厳しい規制が実施される中、自動車メーカーやチップメーカーなど600社以上が相次いで操業を再開しました。

 広達(クアンタ)は世界最大のノートパソコンメーカーです。上海市松江区にある広達の製造工場は15日に生産を再開しました。この工場では3月末、社員寮に住む従業員から感染が確認されたため、生産が一時停止しました。もともと4万人の従業員を有するこの工場では、今のところ、800人が職場に復帰しており、感染対策として、毎日、PCR検査を受け、食事は時間帯をずらしてとっています。

 広達のほかに上海の自動車メーカー「上海汽車」も生産を再開し、合わせて4000人の従業員が職場に戻る予定です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News